年下のきみ
『どれ位待つかな?』

「う〜ん、30分とか?」

『だよね。』

「2人でいれば、あっという間だよ。」


テツはニコッと笑った。


昨日はすごく男らしい面を見たのに、

今日はすっかりいつものテツに戻ってる。


「そんなに見つめないでよ。」


私の視線に気付いたらしく、

少しハニかんだ表情をしている。


そんなとこも可愛い。
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