年下のきみ
数日後。


学校が休みの日、私はテツに呼び出されて

街まで来た。


『テツ、今日部活じゃなかったの?』

「休みになったんだ。ちょっと付き合ってもらいたいとこあるから、一緒に行こう?」

『うん。』


テツに手を引かれるまま、歩き出す。


着いた先はカラオケ。


『カラオケしたかったの?』

「まあまあ。」


フロントを通らず部屋の方に歩き出す。
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