年下のきみ
とりあえず、みんなで乾杯をして、

歌いたい子は歌い始めた。


オードブルなんかも注文していて、それをつまみながら談笑。


『私、ちょっとトイレに行ってくるね。』


隣に座っていたテツに耳打ちして、部屋を出た。


トイレから出ると、カジが壁によっかかって立っていた。


『カジ?』

「先輩、ちょっといい?」

『うん。』


カジの後に続いてフロントの近くにあったソファーに座る。
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