年下のきみ
『あっ、ごめんなさい。

私、鉄郎くんとお付き合いをさせてもらってます。島みちるです。

鉄郎くんはまだ部活で帰ってきてないんですよ。』

「そうだったんだ。じゃあ、また日を改めて来る事にするよ。」

『待って下さい。私、帰るんで、部屋で待ってたらどうですか?』

「いやいや、君が鉄郎の帰りを待っていてあげてくれないかな?

今度、鉄郎と家の方に遊びにおいで。」


そう言ってテツのお父さんは帰っていった。
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