年下のきみ
・信じる勇気
朝起きると、泣きすぎたせいで目が腫れていた。


テツからメールが何通もきていたけど、

見てもいないし返事もしていない。


学校に行くギリギリまでまぶたを冷やして、

何とか腫れはひいたけどヒドイ顔。


由紀が


「どうしたの?」


って心配してくれたけど、今はまだ話せそうにない。


きっと口を開けば悲しいやら悔しいやらで涙が出てくる。
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