年下のきみ
「みちる、一緒に飾り付けしよう?」

『うん。』


今日はクリスマスイブの前日で学校が休みだったから

テツの家でツリーの飾り付けをしている。


小さいツリーだけど、この日の為に2人で買っていた。


『星は私が最後に付けたい。』

「いいよ。」


この小さなツリーには多すぎる程の飾りを付けながら、

私はテツに頼む。


優しい微笑みを浮かべてテツは私の頭を撫でてくれた。
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