年下のきみ
しばらくはテツと2人、他愛のない話をして部屋で過ごしていたけど、

夕方になってからリビングに降りる。


「みーちゃん、あしょぼ?」


莉子ちゃんが私の手を引っ張って

リビングの横にある和室に連れてってくれた。


ここは莉子ちゃんの遊びスペースになっている。


「てっちゃんも!」


テツも呼ばれている。


「莉子、みーちゃんと遊べて嬉しいか?」


テツが聞くと


「うん!」


莉子ちゃんは笑顔で答えていた。
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