年下のきみ
「さぁ、夕飯にしましょ。」


お母さんの一声で夕飯を食べる事になった。


みんなでつついて食べる鍋はとってもおいしくて、

テツも自然と笑顔になっている。


テツが笑って家族といる姿は微笑ましかった。




もうすぐ今年も終わる。


莉子ちゃんは先に寝ちゃって、私達は4人で

他愛のない話をしていた。


“カウントダウン、5、4、3、2、1、ハッピーニューイヤー”

テレビの中からは新年を祝う声が聞こえたきた。
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