年下のきみ
[はい、行きます!]


と送信して私は急いで家を出た。


テツの実家には2回しか行った事はないけど、

最初に行った時はテツと電車で行ったから道順は覚えてる。


ピンポーン


チャイムを鳴らすとパタパタと足音が聞こえてきた。


「はーい、いらっしゃい。」

『こんにちは。』

「上がって上がって。」

『お邪魔します。』


リビングに入ると莉子ちゃんが私に向かって走ってきた。


「みーちゃん。」

『莉子ちゃん、こんにちは。』

「こんにちは。」


相変わらず莉子ちゃんは可愛い。
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