年下のきみ
「みちる、男バレの子達が卒業祝いしてくれるって。行くでしょ?」

『もちろん。』


泣きすぎて腫れぼったい目をしていたけど、

私と由紀はみんなとの待ち合わせ場所に向かった。


「みちる、マネージャー、遅い。」


遠くからテツが私達に向かって叫ぶ。


待ち合わせ場所にはすでにみんな集まっていた。


ぞろぞろとカラオケに向かった。


「先輩方、卒業おめでとうございます。

たまには学校に来て俺達に指導して下さい。

では、乾杯!」


カジが部長らしく一言挨拶をして、

みんなで乾杯をした。
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