年下のきみ
「昨日、みちるさんからお父さんの転勤の話を聞きまして、

4月から一緒に暮らしたいと思ってます。」


テツがハッキリ言うと、お父さんは少しビックリしていたけど、


「じゃあ、君にみちるの事お願いしようかな。」


あっさりと承諾してくれた。


お父さんの隣でお母さんもニッコリ微笑んでいる。


「さて、夕飯にしましょう。テツくんも食べてって。」

「はい、すいません。」


4人で食卓を囲んで夕飯は食べた。


緊張していたテツもだんだんとほぐれてきたのか、

お父さんと話が盛り上がっていた。
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