年下のきみ
水族館の後は、お昼ご飯を食べた。


カジの時と同様に、ファミレス。


「先輩、時間大丈夫?」

『うん、全然平気だよ。』

「じゃあさ、俺ん家行かない?」

『えっ、あ、うん。』


この時にはもう手を繋いでなくて、

少しだけ右手が寂しく感じていた。
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