年下のきみ
・ツバサとの過去
私は悩んでいた。


勉強も手がつかなくて、気分転換に出かける事にした。


街中をあてもなくプラプラする。


特に何をするわけでもなく、ひたすら歩いてた気がする。


気分転換のつもりが結局は2人の事を考えていた。


「みちる?」


不意に声をかけられた。


下を向いて歩いてたから全く気付くハズもなく、

顔を上げるとそこにはツバサがいた。
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