年下のきみ
「カジがみちるの事好きなのは大分前から知ってたし、別に付き合いたいとかじゃなかったけど。

でも、みちるには嫉妬してた。

本当はカジとみちるが付き合ったらヤダって思ってたの。ごめんね。」


由紀は私に頭を下げた。


『由紀が謝る事じゃないよ。

私、由紀とずっと一緒に居たのに全然気付かなくて…。

それなのに、カジとの話とかしてごめんね。』


私も由紀に頭を下げた。
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