悪魔と騎士団 ver.2

本音は言えない。

とにかく逃げないと2人とも死んでしまう。

「ミラノ・・・大丈夫か・・・?」

「あ、あぁ・・・」

大剣を構え魔物の弱点を探るクラインは

何回か魔物に斬りかかっている。

その傷からは少量の血。

自分の血の臭いで興奮している魔物。

ミラノは嫌な予感がした。

< 22 / 47 >

この作品をシェア

pagetop