好きの想いは右肩上がり
声が上から聞こえた。
「ひゃあ…龍佑さん!!
びっくりした~」
すぐ近くに龍佑さんが立っている。
「あぁ…悪い…
それより
あぶないよ、結ちゃん」
「ふぇ?」
何のことか分からない私は変な返事しか出来ない。
「あれ…さっきのやつ、絶対道知ってる」
「え?でも、分かんないってすごい必死にお願いされましたよ?」
「あぁゆうのは…ナンパだから」
「え~!?」
「しかもビルの方…ラブホだらけだ
危険すぎ…!!」
ら…ラブホ――――!?