好きの想いは右肩上がり
私は、三木さんにアイスコーヒーを持っていく。
毎回しつこくデートに誘ってくるからこの瞬間が一番嫌。
他の人に代わってもらえるときはお願いするが、今日は皆ホールに出ていてダメだ。自分で行かないと…
「…お待たせいたしました、アイスコーヒーです」
「ありがとっ!!
…って、あ!!結ちゃん、もしかしてそれって
キスマーク???」
/////////!!
一番気づかれたくない人に気づかれるとか最悪。
「ち、違います!!」
「えーー嘘だぁ
結ちゃん、彼氏いたのか…まぁいないほうがおかしいくらい可愛いもんねぇ…」
急にテンションダウンになった三木さん。