好きの想いは右肩上がり
「私、この前一緒に温泉入った時びっくりしちゃった~」
「も///もう、やめてぇ」
私は必死で亜美の口を手で塞いだ。
すると少し静かになった時、ガンっと何かがぶつかる音がしてドアが開いた。
「龍佑、どうしたの?」
「…あぁ、水取りにきた…」
「耳…赤いわよ?…くすっ」
「…//」
龍佑さんはこっちを睨むとまた戻って行った。
ひぃ…睨まれた!!
あ、きっとうるさかったんだ!まだ居るのかって顔だったし…
急に居ちゃいけない気がしてきた。。
「あの…!!私そろそろ帰ります!!」
「え~もう帰っちゃうの?」
「うん、明日大学休みだから朝からバイトなんだ~」
「そっか~帰るんだったら、お兄ちゃんに車出してもらう?」