好きの想いは右肩上がり



「……龍くん」


そこには仕事帰りで
スーツ姿の龍くんが立っていた。







「…………え!?

龍佑先輩?」





私の手を離し、困惑した声が三木さんから聞こえた。



え???
知り合いなの!?



「…お前!!」



龍くんもビックリした様子で、やはり知り合いみたいだ。




「やっぱり龍佑先輩じゃないですか~


久しぶりっすね♪」





「…三木…お前か


結にちょっかい出してる奴は!!」




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