くまの子ロッティー
ロッティーしじんと出会う
ゴツゴツした岩ばかりで、草木もはえていない
寂しい荒れ地をロッティーは歩いて行きます。
時々、磁石で方向をたしかめたりしながら進んでいきます。
この荒れ地をこえると『 知らない森 』が見えてくるはずです。
しばらく歩くと……。
荒れ地の黒い岩の上に、誰かがすわっていました。
近づいてよく見ると、それは一匹の大きなブタでした。
「こんにちは。ブタさん」
ロッティーはあいさつをしました。
すると、そのブタは……。
「ん? 今、わたしのことをブタさんと呼んだかね?」
「はい。だってブタさんだもの」
「なぜ? わたしをブタだと決めつけるのだ」
「えっ? ちがうの」
そんなことを言われ、ロッティーはおどろきました。
肩からマントをはおり、手にはギターに似た楽器
マンドリンを持った大きなブタに違いありません。
すると、ブタはいきなりマンドリンをかき鳴らしました。
空は青いと 誰が決めたぁ~♪
雲は白いと 誰が言ったぁ~♪
ホントの色なんか分からない
見た目じゃあ 中身は分からない
空の色も 雲の色も みんな
思いこみで決めつけるなぁ~♪
なんだか、ヘンテコリンな歌をうたっています。
寂しい荒れ地をロッティーは歩いて行きます。
時々、磁石で方向をたしかめたりしながら進んでいきます。
この荒れ地をこえると『 知らない森 』が見えてくるはずです。
しばらく歩くと……。
荒れ地の黒い岩の上に、誰かがすわっていました。
近づいてよく見ると、それは一匹の大きなブタでした。
「こんにちは。ブタさん」
ロッティーはあいさつをしました。
すると、そのブタは……。
「ん? 今、わたしのことをブタさんと呼んだかね?」
「はい。だってブタさんだもの」
「なぜ? わたしをブタだと決めつけるのだ」
「えっ? ちがうの」
そんなことを言われ、ロッティーはおどろきました。
肩からマントをはおり、手にはギターに似た楽器
マンドリンを持った大きなブタに違いありません。
すると、ブタはいきなりマンドリンをかき鳴らしました。
空は青いと 誰が決めたぁ~♪
雲は白いと 誰が言ったぁ~♪
ホントの色なんか分からない
見た目じゃあ 中身は分からない
空の色も 雲の色も みんな
思いこみで決めつけるなぁ~♪
なんだか、ヘンテコリンな歌をうたっています。