私、恋しました。




「ば、馬鹿!」


「まぁ、そう怒るなって」


「怒るよ!」


「菜々……」



段々と先生の目が甘~くなっていくのが分かる


この目、この表情……



「先生ダメだよ」



あたしと先生の距離、わずか数cm。


その間に挟んだあたしの手



「ちぇっ、菜々のケチ」




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