私、恋しました。




中学生ぐらいだろうか


声がわりがまだなのか少し高く、可愛らしい顔にあたしと同じくらいの身長



「とりあえずこれで拭いて」



その子の家に着き、部屋に入るとバスタオルが渡された



「ありがとう…」


「姉貴の服借りてくるから」



そう言って出ていった部屋は、すごく静かで雨の音だけが激しく響いた




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