私、恋しました。




「ごめん…でも、本当大丈夫だから」


「いつか話してくれる?」



あたしはただ首を縦にコクンと振ることしかできなかった


無責任に約束しちゃって大丈夫かな?


あたしこのこと思い出として話すことできる?



「菜々ちゃんもう苦しまないで、そんな辛そうな顔しないで」



僕まで悲しくなる、そう言ってあたしを抱き締めてくれた




< 304 / 406 >

この作品をシェア

pagetop