私、恋しました。




何もかも失ったあたしに後悔なんてなかった


一気に屋上の柵のほうへ向かう


これを越えれば楽になれる



「ちょっと菜々なにやってんのよ!」



ガサッ


そんなときに現れたのはあたしの大好きな玲ちゃんだった


玲ちゃんはあたしを引っ張ると勢いよく屋上の真ん中の方へ引きずった




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