** 砂糖菓子 **

「おはようございます、えっと…美輝さん?」


誰もが彼女を好きになってしまいそうな、そんな美しい声。
美声に呼ばれ恐る恐る、でもドキドキしながら、後ろを振り向いた。


「合っていましたよね?良かったわ~」


やはり彼女の容姿も素晴らしく、美しかった。
すべてにおいて、完璧な。
そんな感じがした。

安堵の息を漏らす彼女もまた美しい。





< 5 / 13 >

この作品をシェア

pagetop