** 砂糖菓子 **

「…お知りになられているかと思いました。
匡崎財閥はご存じでしょう?
その経営者、恭平様の息子様で、もちろんこの学園にいらっしゃいますの…。
抜群の容姿と、優しいご性格。もちろん知性も素晴らしいのよ」


そんなに凄い方だったの…。

そんな事を思うと、私の世界は狭いと改めて感じた。


しかし、ここまで香恋さんが褒めるとは、余程の凄い方に間違いはない。


「…一度お目にかかりたい…」


< 9 / 13 >

この作品をシェア

pagetop