愛になりたい
---月曜日。
何だか気のりしない登校時間。
足が重い・・・
「うぃーっす」
「え?センパイ・・・?」
「おっ、おはようございます」
「あれぇ・・・
元気印の宮村が
元気ないな・・・
腹でも痛ぇのか?」
「ちっ、違います」
「何怒ってんの?」
「怒ってません!」
「まっ、いいけど・・・
元気のいい 宮村の方が
俺、好きだもんなぁ」
”スキ・・・・”
だなんで言わないでぇ・・・
そんなにカンタンに
言わないでよぉ・・・
カンタンに言えちゃう
”スキ”
なんだ・・・
アタシへの好きは・・・
「じゃぁ、放課後なっ」
左手を上げて反対方向へ行った
センパイの つめ襟の隙間から
絆創膏が覗いていた・・・
センパイが妙に
大人に見えた気がした・・・・
何だか気のりしない登校時間。
足が重い・・・
「うぃーっす」
「え?センパイ・・・?」
「おっ、おはようございます」
「あれぇ・・・
元気印の宮村が
元気ないな・・・
腹でも痛ぇのか?」
「ちっ、違います」
「何怒ってんの?」
「怒ってません!」
「まっ、いいけど・・・
元気のいい 宮村の方が
俺、好きだもんなぁ」
”スキ・・・・”
だなんで言わないでぇ・・・
そんなにカンタンに
言わないでよぉ・・・
カンタンに言えちゃう
”スキ”
なんだ・・・
アタシへの好きは・・・
「じゃぁ、放課後なっ」
左手を上げて反対方向へ行った
センパイの つめ襟の隙間から
絆創膏が覗いていた・・・
センパイが妙に
大人に見えた気がした・・・・