ラブ バレンタイン

「わぁ~きれい」

裕太がつれてきてくれたのは、とても眺めのいいところ。

「ここ、俺の一番好きなところなんだ。」

「なんで、あたしをつれてきてくれたの??」

「スキだから。」

「えっ」

「俺、実はおまえのことずっとスキだったんだ。こんなこといきなり言われても困るよな、おまえは明がスキだったもんな。」

「うんん。ちがうよ。あたしがスキなのは、裕太だよ。」

「うそだろ、ホントかよ」

「うん。最初は、明がスキだったけど、裕太と一緒にいたらスキになっちゃた」

「そうだったのか。じゃあ俺達両思いじゃん」

「そうだね~。じゃあ改めて、わたしを裕太の彼女にしてください」

「よろこんで!!」

「というわけで、気をとりなおしてデート再開だね!!」

「そうするか」

そして、そのあとあたしたちは、遊園地とか、ファミレスとかいろんなところに行った。


どーしよう。裕太と両思いだったんだ、むりだと思ってたのにちょーうれしいよ
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