ラブ バレンタイン
「ねえきいてんの?どうせ一人なんだろ。一緒に遊ぼうよ」
無視していたら、2人の片方があたしのうでを強引につかんできた。
「いたっ・・・はなしてよっ!!」
「おい、お前たち俺の女になにしてんの?」
声がしたほうを見るといままでに見たときないくらいすごく怖い顔した裕太が立っていた。
「ちっ・・男ずれかよ。」
裕太の顔にびびったのか2人の男たちは逃げていった。
「裕太ありがと・・・助けてくれて」
「ああ、俺のかわいいお姫様がさらわれそうだったのにだまって見ていられるかよ」
そういわれたあたしの顔は、りんごより真っ赤だったと思う。たぶん。おっお姫様とかいままで言われたことなかったし。
「顔真っ赤にしちゃってかわいいなー、ほらもう一通りまわったし帰るぞ」
「うん。」