ラブ バレンタイン
初デート!?
そして、待ちに待った日曜日。
あたしは、昨日の夜、今日が楽しみで、眠れなかったのに今日は、7時に目が覚めた。
「なに着て行こうかな。」
あたしが着ていく服を選びおえたのは、9時頃。
選んだ服は、ピンクのチェックのワンピースと黒タイツ。
いまは、6月で梅雨の真っ最中。まだ、肌寒い。
だから、さすがに素足でいくのは気が引けた。
「あと30分しかない!!もういかなくちゃ!!」
あたしの家から駅までは、だいたい25分くらいだからギリギリ。
「はぁはぁ、やっとついた」
裕太は、まだきてない。
「よかった~」
「なにがよかったのかな~杏ちゃん」
「えっ、もうきてたの??」
「あたりまえ。ほら、早く行くぞ。」
「うん。」
電車の中では、いろいろな話をした。
裕太は、あたしをたくさん笑わせてくれた。とっても楽しかった。
「ねえ、これからどこいくの?」
「う~んとね~、ないしょかな。」
「え~おしえてよ~」
「だから、ないしょだっての。ほら、つぎで降りるぞ。」