恋患い



ーー…



あれ…?


なんもされてない…


と目を開けると




目の前にはー…



土下座をした先生の姿。




『先生っ?!!』



『わりぃ、俺が悪かったんだ、俺の責任だ。』




俺の責任だー…?



そんな言葉をこの
先生が発したの…??



本当に…?!



まだ土下座を
している先生…



なんかこっちが
悪いことした
みたいぢゃんっ…!!!




『先生顔あげて
下さいよっ…!!!』


『お前が
許すまであげねぇ』


『そんな…!!!
もういいですから…』



『んなはずねぇ!!』



頑固っ…!!!



『本当に、本当ですから』


あたしは急いで
先生に訴えかけた。



すると先生はやっと
ゆっくりと
顔をあげ始めた…
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