現代版 浦島太郎
三時間後―

「ごめんくださーい!郵便でーす!!浦島さん?はいりますよー」

郵便屋さんは、返事がないのを不審に思い太郎の家に入ってきた。

ちなみに太郎は…

「……」

気絶したままである。

「浦島さん?…きゃー!!!大丈夫ですか!?」

郵便屋さんは気絶している太郎を発見し抱きかかえた。

そして、太郎の頬をペチペチとたたいた。

「浦島さん?浦島さん?」

「んん…」

太郎が目を覚ました。

「浦島さん?気がつきました?」

「…あなたは…?」

「よかった。大丈夫ですか?あっ、私はかぐや 姫です。」

「…っ」

かぐやさんの笑顔に太郎はやれれてしまった。

輝くようなその笑みはまるで天使のようだった。

「あの…」

「はい?」

「付き合ってください!!!」



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