あなたは誰と恋をする?《短編シリーズ》
そのオサムの態度に胸がキュンとした。
あたしは、そのままオサムの背中にそっと抱きつく。
オサムの鼓動がとても速い・・・
「ねぇ、オサム。誕生日とクリスマスは別々にしようね。
二人で2回楽しめるし♪」
「あぁ・・。」
「これからはオサムからもたくさんメールして?」
「あぁ・・。」
「たまには水族館とか行きたい」
「あぁ・・。」
「あと・・・あたしをもっといっぱい好きになって」
「・・あぁ。それは今約束できる」
あたしはギュっと力を込めてオサムを抱きしめた。
「オサム、大好き・・・」
「・・俺も。琴女が好きだ」
早く誕生日にならないかな・・・
おわり