蒼い林檎【短篇】
付き合い初めてから、彼のあの言葉を聞くまでの、私にとって短い時間

その間に一度だけ、無理にねだって贈ってもらった『林檎』のトップの付いたネックレス

この時間と首飾りが、私が彼から貰った至福の全てだ

初めからわかっていた事なのだから

思い出はその至福の代償として、捨てなければ駄目かな…


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