片思いの君はいけない友達



そんなある日いつめんの友達に
エクステをつけに一緒に
行こうと誘われた

もちろん行くと誘われた。

「あっ!でもあたし今
まじ金欠でやばいんだけど」

そう続けるあたしに

「うち縮毛かけてからつける
から2週間後くらいに行こ!
それまでためとけー」

と、返した。

そこであたしはとあるサイトから
きていたメールを思い出した

「3で売ってくれない?」

そもそも人見知りのあたしは
初めて会った人とそんな
体を重ねることは絶対に
無理だって思ってたし

世間体もあるし、正直
きもいしあたしはそんな
メールを全部無視していた

金欠だしでもエクステも
つけに行きたいあたしは
そのサイトに

「金欠で困ってます。
誰か買ってください」

これがあたしの援交の始まり。



< 4 / 46 >

この作品をシェア

pagetop