運命の出会い

「許してあげて…!」
さえが言った。
「さえ知ってたの?」

「うん…昨日言われて 黙っとくのいやだから今日言おうってなって…
しずくは、かえでの為にしたんだよ……」

「……アリガト♪しずく!」

「でもさ、しずくのおかげで気持ちはっきりしたんじゃないの?」
さえが言った。
「えっ?まだハッキリしてないよ…」

「それは、かえでがそう思ってないだけじゃない?」
「?」
「だってしずくが蓮クンのことが好きって言ったときからすごい暗かったし、
蓮クンのメアドゲットしたって言ったときもかなしそうだったし…
自分では気づいてないだけだよ!」

「そっか……でも…本当にしずくと付き合ったらいやだな…とか思ってた…
ショックだった……やっぱり蓮が好きなのかな?…」

「そう言うことだよ!明日から頑張りなよ!それとはい!」
しずくが私に一枚の紙を渡した。

なんだろう?
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