迷惑3兄弟
「俺は、お前らの兄弟なんかじゃない。」
「何を言ってるんだ?」
冬人君・・・勇気を持ってるんだ。
勇気を振り絞ってるんだ。
「俺は、父さんの方とは血が繋がってる」
「まさか・・・お前・・・。」
春人先輩が口を開いた。
「そう、俺は母さんとは血が繋がってない。」
まさに絶句って感じだった。
「嘘だろ・・・?」
「嘘じゃない。本当だ。」
冬人君は、辛いだろう。
「でも俺は、あんたたちを本当の兄弟だと思って生活してたよ。」