迷惑3兄弟
決意
翌日・・・。
「じゃあ、俺は行くから。」
「行くって、どこに・・・?」
春人先輩が口を開く。
「どこか・・・まぁ施設にも入るよ。」
そんな・・・・・。
「春人、お前は優しかった。お前の言葉に救われたときもあった。ありがとう。」
「秋人・・・お前は自分に素直になれ。俺の代わりに。幸せになってくれ・・・。」
「冬人・・・・・・・。」
二人とも、何かを考えてるようだった。
「そして、舞華。俺は本気で舞華のことが好きだったよ。」
「冬人君・・・・・・。」
「でも、結ばれちゃいけないんだ。バイバイ、姉ちゃん・・・・・。」
「冬人君ッ........」
「泣くなよ。俺はお前らの心の中に生き続けてるから。」