君に出会った奇跡
~渉side~

今日私は、クラスの中心の結華に呼び出された。私と結華と、結華の友達の男の子。

「渉さぁ、なんであの双子についてるわけ?そんなに『塔野』と仲良くしたいの?」

そんなわけないじゃん。

「瑠維と彩は双子じゃない。それに私には、













 塔野の名前なんか関係ない。」


たとえ瑠維や彩が塔野じゃなくても私は仲良くしていた。


「お前マジむかつく。そんなにあいつらの見方なわけ?いい子ぶっちゃって笑えるぅ!
 そうだなぁ、そんないい子ちゃんには少し大人になってもらおうじゃん。」





「ひゃっ!」



「うわぁ、超可愛いんだけど。結華ぁ、ほんと犯しちゃっていいわけこの子?」





「もちろん。そのためにあなたを呼んだんだもん。」





気持ち悪い、気持ち悪い!




服の中に入ってくる手が、気持ち悪い。




でも、女の私が力でかなうはずもなくて…





「いやぁぁぁぁぁあ!!!!!!」









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