交わることのない席






一番前と隣の列の四番目


谷川君の視界に
私がはいる事はない


でも、私の方からは
いつも視界にはいっている。


好きになったのが、
いつ?って聞かれたら
分からないって
答えると思う


いつのまにか、谷川君を
見るようになっていた。
< 2 / 17 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop