先生、大好き
「アンタ‥マジむかつくんだけど」
「1人で虐めも出来ない人にむかつかれたくない」
私はニコッと鈴野さんに笑った。
鈴野さんは「潰す」とか呟いていた。
「1人で私を潰すんでしょ?大丈夫?」
「はあ!?アンタなんか私1人で潰せるわよ!!!!」
「やめなよ!!鈴野!!!」
「私達が協力するから1人はやめた方がいいって!!!」
興奮している鈴野さんを残りの女の子達が止めようとしていた。
だけど鈴野さんはその女の子達の手を払いのけると言葉を吐き出した。
「アタシ1人でいいわよ!!!アンタ達ごときの力なんて役に立たないわよ!!!!」
鈴野さんの言葉に女の子達の表情が少しずつ変わっていった。
そして鈴野さんを突き飛ばした。
鈴野さんは机や椅子にぶつかりながら冷たい床に倒れた。
「何すんのよアンタ達!!!!」
鈴野さんは自分を突き飛ばした仲間を睨んだ。
女の子達もキッと鈴野さんを睨んだ。
「いい気にならないでよ鈴野!!」
「アンタの尻拭い‥私達がどれだけやってあげたと想ってるの!?」
「鈴野、アンタが湊を虐めるときアタシらアンタがやりたくないこと全部!やったんだからね!?」
「湊のこと虐めたくなかった‥だけどアンタに逆らったら虐められると想ってた」
「みんな湊を虐める気なんかなかったのに」