先生、大好き


バタンッ

家のドアを閉めた私は子犬を抱いたままお風呂場に向かった。

ぬるま湯で子犬の身体を洗いキレイなタオルで子犬の身体を拭いた。

子犬はブルブルっと身体を振るい私をみた。

子犬をまた抱き上げリビングのソファーに子犬を下ろした。


「ミルクあげるから待っててね」


子犬は『キャンキャン!』と尻尾を振っていた。


私はミルクをコンロで暖めながらお風呂場で濡れた服を着替えた。

髪を拭きながらキッチンに向かった。

火を止め深いお皿に温めたミルクを入れて子犬の前に出した。


「はい、どうぞ」


子犬は『キャン!』と鳴いてからミルクに口をつけてペロペロと飲み始めた。
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