先生、大好き


「嵐みたいな奴だな…」

「ルウ君」

「なんか‥沁司みたいだな」

「そうだね」


ルウ君はそれだけ言うと沁司君と教室を出て行った。


その後、授業が始まり進路のことなどについて考えるように言われた。

私の進路‥叶うか分からないけどやりたいことはある。

私は担任から渡された紙に丁寧に書いた。

なれる自信はない‥

だけど…後1年私には時間がある。

私のやる気次第ではなれるかもしれない。

私はそんな事を考えながら書いた紙を提出した。
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