先生、大好き


「‥あれが…」

「名前は如月 磨緒(キサラギ マオ)。3年A組。通称フェロモン娘」

「全てにおいて完璧。家はお金持ちで父親は社長」

「…すごい‥」

「付き合った男は数知れず。振った数も数知れず」

「かなりの経験者らしいよ」

「‥経験者?」


私が首を傾げているとルウ君が「いっぱいヤってるってこと」とボソッと教えてくれた。


「姫羅ちゃん、神楽先生のこと守らないと取られちゃうからね?」

「気をつけなよ?」

「う、うん」


私はみんなに注意された。

「自分に自信持った方がいい」と女の子に言われた。
< 164 / 256 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop