先生、大好き


「っ!!」

「生きている価値のない奴が‥なぜ生きている。なぜ姫樺が死ななければならない。お前が変わればよかったのに」

「っう‥」


パパは何度も私を殴った。

ママとお母さん、来栖さんが止めに入った。

パパはそれでも私の髪をつかみ殴ったり蹴ったりした。

暫くすると…私は血を吐いた。

大馳君とルウ君が私に駆け寄ってきた。


「姫樺さえいればよかったのに…お前など必要ない」


パパはそれだけ言うと病室から出て行った。

ママは泣きながら私を抱き寄せた。


「姫羅‥っ」

「‥」


私は声が出なかった。
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