先生、大好き


「…楽しんでませんか?」

私が聞くと先生は私の耳元で囁いた。


「楽しんでるよ。お前‥すげぇ可愛いから」

「ひゃっ‥!」


先生は囁くと私の耳を舐めた。


「フッ‥かわいい」


先生は笑いながら私の落とした包丁を拾い上げた。


「いじわる‥」

私がボソッと言うと「意地悪だよ。今更気付いたのか?」などと言い始めた。


「変態」

「変態じゃない。エロいだけだ」


微笑む先生はなぜかどこか楽しそうだった。
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