先生、大好き
「だが教師になりたいんなら、もっと勉強しろよ。小さな事も知っておいたら特だからな」
「はい!!」
「がんばれよ」
先生は私の頭を優しく撫でてくれた。
その時の先生の顔は‥とても優しい笑顔だった。
「先生は‥夢ありますか?」
「俺の夢か?」
私は頷いた。
先生は少し悩んで「あるよ」と言った。
「知りたいか?」
「知りたいです!先生の夢!!」
「俺の夢は‥‥湊 姫羅を神楽 姫羅にすることだ」
「え‥」
私は思わず赤面してしまった。
予想もしていなかった先生の夢‥
だけど…そんな先生の夢が凄く嬉しかった。