先生、大好き


私は教室を飛び出した後、無我夢中で走っていた。

下向きながら走っていた為、私は知らない人にぶつかった。

その人は凄く怖い顔をした男の人だった。

男の人に腕を掴まれ、誰もいない旧体育館倉庫に入れられた。


「あの‥」

「君かわいーね。お兄さんとイイコトしない?」

「え…っや!!!」


男の人は私の両腕を片手で掴み身体を触りだした。

私はあまりの気持ち悪さに暴れた。

だけど男のは私を殴った。

そしてまた男の人が私を殴ろうとした時…ドアが大きな音をたてて床に倒れた。


「湊!!!」


叫んだのはルウ君だったけれど‥

ドアを破壊したのは‥亜姫ちゃんだった。
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