先生、大好き


「ルウ‥君っ…亜姫ちゃ‥んっ」


男の人は私から身体を離すと、「くそっ」と言い亜姫ちゃんに殴りかかった。

私は思わず目を閉じた。

だけど、亜姫ちゃんが殴られる音はしなかった。

私が目を開けると‥俺の人の腕を掴み止めている亜姫ちゃんの姿があった。

亜姫ちゃんがチラッとルウ君を見ると、ルウ君は私の側に来た。


「大丈夫か!?湊!」

「‥うん」


すると‥バキッ!!!!!っという音が倉庫内に響いた。

亜姫ちゃんが男の人を殴った。


「てめぇ‥よくも俺の妹に手だしやがったな…」

「まっ待てっ!!!!麗龍!!」

「うっせぇよ‥許さねーから」


その後‥亜姫ちゃんはもう一度だけ男の人を殴った。

男の人は気絶してしまった。
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