先生、大好き


「最高の族を創ること」

「最高‥の?」

「うん。全国No.1の族みたいに‥最高の族を創りたいんだ。だから違う県に行って最高の仲間をつくってくる」


亜姫ちゃんはふわりと微笑んだ。

亜姫ちゃんの瞳は凄く綺麗で‥希望と夢で溢れていた。

私は少し寂しいと感じたけれど、亜姫ちゃんの夢を応援することにした。


「頑張ってね!亜姫ちゃん!!」

「うん、頑張る!!ありがとう姫羅ちゃん!!」

「うん!!」


私は亜姫ちゃんに抱きついた。

亜姫ちゃんは優しく抱きしめてくれた。


「姫羅ちゃん、昔した約束をしよう」

「うん。亜姫ちゃん」


私と亜姫ちゃんは堅く抱きしめあうと約束をした。
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